So-net無料ブログ作成
検索選択

絵を見る満ち足りた時間 [備忘録]

あけましておめでとうございます.
お正月に読めた唯一の本でした.

安野光雅著『絵のある人生-見る楽しみ,描く喜び-』,岩波新書,2003.9.

pp.10-11 絵を見る満ち足りた時間

「人はなぜ絵を見に行くのか」ということについて思い当たることがあります.
(中略)
ところで,風景もさることながら,美術館のほうが「密度が高い」と感じるのは,何故でしょう.
 思うに,昔の絵は長い時間かけて描いたものばかりです.その絵には,
絵が描かれていたときの,時計で計ることのできない時間(思索)があり,
絵ができあがってから,こんどは時で計る意味の時間(歴史)が,
ほこりのように降り積もっていると思うことができます.
絵を見る人がその時間を共有するのだとしたら,密度は限りなく高いことになります.

安野(あんの)さんは,『ふしぎな絵』や『旅の絵本』など福音館書店を中心に,
絵本で有名な画家です.僕も,最近娘の絵本探しに図書館へ通うようになって
懐かしさから再び手にすることになりました.

幼かった頃の僕は,安野さんの『はじめてであうすうがくの絵本』や『ふしぎな絵』
などを読んで,まねして絵を描いたり,ゲーム的なこと(当時,数学はそういう雰囲気だった)
を考えて遊んだ記憶があります.

上記の文章は,
思索と歴史との絡みが,絵という風景にどのように現れるかが,
私と誰かの間で共有される時間の話と結びついていて,
なるほど,と思った次第です.

今年も,誰かと何かが共有できることを目指し,頑張ります.
みなさま,今年もよろしくお願い申し上げます.
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。