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Provence [フランス便り]

話が前後しますが,2月の24日から3泊4日で,
Provence(プロヴァンス)に行ってきました.
ナカムラせんせもお薦めのピーター・メイル著
「南仏プロヴァンスの12ヶ月」のあのプロヴァンスです.

寒さの厳しいParisを離れ,TGVで3時間20分
Avignon TGVに着きました.そこから,バスで
20分ほど,城壁に囲まれたAvignonの中心市街地に
たどり着きました.

暖かい!中の一枚を脱ぐことができました.
ホテルは,Avignon Central駅にも近い,
城壁内の修道院の中にありました.
今回は,フランス最後の家族旅行ということで,
それほど動き回りませんでしたが,世界遺産を
4つも訪れる,という地の利を活かした旅でした.
・Avignon アヴィニヨン(1995)
・Pont du Gard ポン・デュ・ガール(1985)
・Les Baux de Provence レ・ボー
・Orange オランジュ(1981)
・Arles アルル(1981)

■Pont du Gard

PDG.JPG

行ってきました,ニームのというより
K林せんせのポン・デュ・ガール.
何故か右岸側に着いてしまって,おそらく
通常の観光客とは反対向きの行動となりましたが,
ガール川に架かる石造通水橋を堪能してきました.

紀元前19年建造,3層からなる石造通水橋.
河床からの高さ48m,長さ269mだそうです.
何故か錦帯橋のことが頭にこびり付いていて,
妻が「通潤橋より大きいね」と言ってくれて,
初めて本来の場所の見方に戻ることができました.

ポン・デュ・ガールもまた,橋ではなく水路の一部でした.
周囲を含め(当たり前なのですが)Grand Siteとして整備され,
左岸側には博物館もありました.(残念ながら閉鎖中)
ユゼス近郊の水源からニームへの都市用水の供給の他に,
周辺地域への農業用水も供給していたようです.

■Arles

Arles.JPG

この円形闘技場(長径136m)のほか,劇場,温泉などの
ローマ時代の遺跡群が世界遺産に登録されています.

アルルへは,Avignonからterで20分程度なのですが,
頻度が少なく,正直行きにくい場所です.
旧市街地へは,SNCFの駅から徒歩15分.

行くまで知らなかったのですが,アルルは
ローヌ川の主要な河港のようです.
夕方,5時頃に着いたので,円形闘技場にも入れず,
途方に暮れていましたが,川縁の夕焼けが美しく
癒されました.

ゴッホが一時,ゴーギャンと一緒に過ごした場所としても
有名で,人口5万人ほどの小さな街の中心部は,
人情味溢れる人々で賑わっていました.
街中のあちこちに花が飾られ,なんとなく可愛らしい街の
印象を持ちましたが,そんな街中に急に闘技場や城壁など
ローマ時代の遺跡があって,時が一気に2000年ぐらい
飛びます.


他の場所でも,あちらこちらにローマ人の築いた
植民地都市の遺跡を目にして,とてもRomanを感じました.
日本ではあまり見かけない都市の風景です.
考えてみれば,奈良の平城宮跡よりも古い遺跡が,
目に見える形で存在し,劇場や闘技場にあっては現役である
というのは驚くべきことです.
「変わらない都市の風景」を学んだ旅でした.

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