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Le Puy en Velay [フランス便り]

一昨日まで,二泊三日で再度Auvergneへ調査に.
今回も,しりるさんに同行してもらった.ありがとう.

前回は,往復Clermont-Ferrand経由だったのですが,
今回は,行きはLyon,St.Étienne経由でした.
Parisから約4時間かけて,Houte-Loire州都の
Le Puy en Valayへ.

周辺のまちも見て回ったのですが,今回の旅の中心は,
この街の文化財&景観計画策定の現場を見せてもらうこと.

puy1.JPG
こんな感じで,外は気温零度のCaféで打ち合わせ開始.
今日一緒にまち歩きをするのは,友人らペイザジスト3名と,
文化財保全行政官1名,あと博物史コンサルタント?2名に
僕を入れた計8名.やることは非常に似ています.

ここ,Le Puyは,サン・ジャック・デ・コンポステラという
黒色聖母巡礼の基点に当たり,南仏からスペインへと
多くの巡礼者を送り出してきた宗教都市です.
イメージは,お遍路さん.

Auvergneの南端にあり,極めて特徴的な火山地形で,
かつては巨大な湖の下にあった盆地が,干上がって現在の
非常に複雑な地形の上に,都市が成立しています.
Commune数は,都市圏で11と,そんなに多くない.
人口は約2.2万人.しかし,フランスでは県都です.

puy2.JPG
これは,Le Puyの奇景の中でも有名な柱状台地の上にそそり立つ
St.Michel教会です.「何でこんなところに,どうやって!?」
と必ず思うと思います.この写真は,同じく柱状台地の上にある
Notre Dam象の麓から撮ったものですが,今回のまち?歩きは,
この写真の左の上の方に見える,周囲の山の上にある視点場まで!
フランス語や地図で,なんとなくあそこまで行くのだろうなぁ,
とは思っていましたが,これが超過酷.

puy3.JPG
そっちから見た景色が,これです.
ちなみに,その前に,790mのピークを一つ踏破しています.
正直38歳にはつらいまち歩きでしたが,実は同行した博物学者は
62歳だったことを後で聞かされて二度,びっくりです.

しりるさんも強調していましたが,このような複雑な地形の中で
猫の額のような保存地区が島のように存在し,さして効力のない
景観保全登録地区がゆるーく全体を覆っている現在の状況が,
好ましいものではなく,今回の景観保全地区見直しに繋がって
いるそうです.

彼らのアプローチは,私たちのものと非常に近く,
フランスと日本という文化や制度の違いを超え,
このような取り組みがどのように進展するのかは,
とても興味深く見守っていきたいと思います.

フランスの文化財&景観行政を,身を以て体験した一日でした.
とても勉強になりました.ありがとうございました.

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コメント 2

なおっぺ。

フランスで街歩きなんて,とても羨ましいです。
私もやってみたい!!!です〜。

もうそちらは寒いんですね。
今年は例年無く、暖かく、日本の冬並みです。
まだ雪もふっていません(明日から予報ではそうですが、、、)。

素敵なヨーロッパ生活、楽しんでくださいね!
超羨ましいです!!!
ブログの更新,楽しみにしてます♪
by なおっぺ。 (2009-12-03 04:17) 

naoto

コメントありがとう!
なおっぺさんのブログも,見てますよ.
とても勉強になります.
家族とともに海外で暮らすことが,
どういうことか.

こちらでも,友達に恵まれています!
いろいろと見てきたこと,聞いてきたこと,
ブログに書きますね.よろしくお願いします!
by naoto (2009-12-03 05:12) 

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